失敗しない高校留学
高校留学にチャレンジする学生が増えてくると共に、様々な成功例、失敗例を耳にします。
せっかく貴重な時間を使って留学をするのですから是非素晴らしい経験をし、たくましくなって日本に帰ってきて欲しいものです。ここでは成功するための2つの重要なポイントを挙げてみましょう。
@留学に対する強い目的意識。
「何のために留学するのか」。自分自身の目的意識をはっきりしておかなくてはなりません。目的意識を持たず、ただ漠然と留学している人は親の目の届かない海外では、いろいろな誘惑も多く自分を見失うことが多いのです。
実際、学校を休みがちになり、何年経っても卒業できずにだらだらとした生活を送り挙げ句の果てにドラッグなどに手を出してしまいかねません。
そうならないためにも、留学を決意する最初の段階で「絶対に高校を卒業する。」「海外の大学に進学する。」「海外でしか出来ない経験をたっぷりしよう。」とどんなことでもいいので目的を持つことが大切です。そうすると自分でも信じられないぐらい頑張ることが出来、成長することが出来るのです。
また、海外の学校では本人の自発性というものが非常に重要視される分、やる気のない人間には冷たいものなのです。カリキュラムは専門分野も豊富で、また個人の進む方向性を重視した教育が行われていますが、その良い環境を生かせるかどうかは本人の強い意識次第です。
A保護者の強力なサポート
子どもを海外に行かせればそれだけで親の役目が終わるわけではありません。
もちろん金銭的な面も重要になりますが、子どもが安心して留学生活を送れるよう様々な面でのサポートが必要となってくるのです。放任主義でもいけませんし、過保護すぎてもいけない。いっしょに暮らしていない子どもの状況を把握することは非常に難しいことです。電話・手紙などにかいま見られる子どものシグナルを察知し、励ましたり、叱ったりと日本にいるとき以上に注意深く子どもと接することが必要です。
また、海外の文化・習慣・考え方などは保護者の方も学ばなくてはならないことなのです。日本的スタイルが通用しない場面がたくさんあるのです。
一般的に海外に子どもを留学させる保護者の方は、過保護にそして子どもに甘くなりがちです。その微妙なバランスを保ち、トータルに子どもをサポートできて初めて子どもは留学を成功させることが出来るのです。
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